関東ロールシャッハ複合研究会2019年8月7日「現象学」事始め①「現象学」の一つの源流は「事象そのものへ」という目標を立てた哲学者フッサールにあるとも言われる(『論理学研究』1900年)。その後ハイデガーやメルロ=ポンティ、サルトルらがそれを引き継いでいくのだが、彼らの理論をそれぞれ学ぶだけでは「現象学」の本当の意味は見えづらい。...
関東ロールシャッハ複合研究会2019年8月6日メルロ=ポンティ①『行動の構造』1942年のデビュー作 行動の3つの類型 1.癒合的形態(生物において自然のうちに備わっている行動) 2.可換的形態(構造化された知覚に基づく行動) 3.象徴的形態(自分を振り返り、それに対しての態度を取ることができる。人間独自の行動)...
関東ロールシャッハ複合研究会2019年8月4日『初期集約的把握』最初の学習姿勢の定着という時期に一致してみられる、部分把握と本質的な親和性を持つ対象の正確な把握の仕方を、「初期集約的把握型」と呼んでおこう。 ※小学校低学年頃からそれまで大勢を占めていた大域的なW(W−)反応が減り、D反応が増え出す。またそのDにおける形態水準は小学校高学...